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こんにゃく培土作業(奮闘記)

植付時に土をかけ、今度は、作上作業になります。培土
作業ともいいます。定植後、土が適度に水分を含んだ状態
が一番適しています。乾燥した状態だと、せっかく上げた土も
溝に落ちてきてしまします。5月下旬から6月中旬が
理想です。

この作業、こんにゃくの生産過程で一番疲れる作業です。
いい汗かけます。そして、湿度ある季節が助長、夜のビール
は格別です。ダイエット効果絶大です。

作業機は、クボタT60です。

この機械で作業します。前のホースから殺菌剤、殺虫剤
を散布、後ろのグレーの筒からは小麦を蒔きます。

今回は、薬剤散布機が具合が悪いので手で散布しました。

作間に生えているのは、敷きワラ代わりの大麦です。
後ろのグレーの筒に小麦を入れます。去年から、始めたました。
根腐病予防に効果があるようす。こんにゃくの根と小麦の根が
絡みあって効果を上げるようですが、まだ、2年目なので確信は
もてません。

毎年、天候条件が違うので百姓はこれだと結果を上げるのに
何年かかかってしまいます。
こちらは、作業終了の様子。綺麗に溝を切り、土を上げます。
人間の肩のように、直角を作るように作業します。
作間から、蒸気が見えます。何十分か前は霧、また、その前は
雨でした。物凄くこの作業は蒸し暑いです。大汗かきます。
作業機の調整。この羽の角度を調整すると、土の飛び具合
が変わります。
一番の難所。右の3本麦の見える作を枕作と呼びます。
堀取の時のトラクターが回る場所になります。3本の麦
の向きと交差する写真の場所は土の凹凸があるので
このように機械が傾きます。
気合を入れて機械を水平に保ちます。というより、無理やり
押さえつけます。
この場所は嫌いです。機械6馬力+人力です。
「げぇに(強く)、押さないと進まねんだいのー(進みません)」
機械が通った後の溝は、片足の幅しかなく、モデル歩きを余儀なく
されます。

「おっとっとー」なんていう時は、日常茶飯事です。
スキーで鍛えたバランスが大事になります。 (関係ないですね)
機械のUターンです。2輪車を片輪走行させます。一気に
ねじ伏せて転回完了になります。

この作業の繰り返し、腕と腰に効きます。




次は掘取作業です





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吉田 信保   
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