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こんにゃくの貯蔵庫

こんにゃくは、出荷してしまえば、それで終わりではありません。
種から栽培する物ではないので、ジャガイモと同じに、芋を増やして
行かなければなりません。

こんにゃくのお坊ちゃまは、冬季休眠するためしっかりと貯蔵して、快適な場所を
提供してやります。

一定の温度に下がれば暖房、上がれば風扇機、
湿度を下げる為に除湿機を使い、人間より大事にお休みに入ります。

木製の箱の中に、お坊ちゃまはいます。
我家の倉庫の天井ギリギリまで箱を積み上げ、快適に
睡眠出来るよう管理します。
暖房機です。灯油で運転します。
サーモスタットという装置が付いていて、一定の温度に
となるとボゥーと運転が始まります。

温度設定も次の作柄の決め手になるんです。
こんな感じで木製の箱に詰めてあります。
目がピンク色していますが、冬眠中は少し薄い色を
しています。
天井には風扇機。
温度が上昇してくる4月頃から運転を開始します。

これも、温度センサー付き。
至れり付くせりのこんにゃくさん、これでもかぁーです。
除湿機。







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吉田 信保 
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