農薬について

 現在、我農園で栽培している下仁田ねぎ及びこんにゃくは決して無農薬、有機栽培には
至っておりません。

 下仁田ねぎは種を蒔いてから収穫までに14ヶ月くらいと非常に長く、特に緑色の葉の部分
にはさまざまな害虫、菌が発生します。繊細な食品なので農薬を使用せずに成長させていく
ことはとても難しく無農薬栽培には至っておりません。商品価値のある物を作るにはどうし
ても最低限の農薬を使う必要が生じる訳です。

 生産者は誰もが農薬の使用を願っているものではありません。自分自身毎日食べている物
ですし、健康に関わることですから。 また、経営面でも農薬代がかなりのコストを定めてい
るものですから。
 
 最大限の努力し栽培しておりますが、人間も病気になったら医者に行くように作物も適切な
処置をしてやらなければならないと思うのが考えです。そして消毒回数を少なくする
栽培技術を高めていくということが課題でもあります。

 国の基準を厳守して使用し、今後使用する農薬についてはこのHPに公開します。
 

2010年(H22度産) 防除概要
下仁田ねぎ(22年度産)
   散布時期 農薬名 病気と害虫 備考
1 苗床
10月14日
バスアミド微粒剤 根腐病 畑地一年生雑草 土壌消毒
苗床
11月9日
オンコル粒剤5 ネギアザミウマ 殺虫剤
3 定植時
5月9日
アドマイヤー粒剤 ネギアザミウマ 殺虫剤
4 定植時
5月9日
ゴーゴーサン細粒剤 畑地一年生雑草 除草剤
本圃
9月20日
プレオフロアブル
シロイチモジヨトウ 殺虫剤
6 本圃
9月23日
ガゼット粒剤 ネギアザミウマ 殺虫剤
7 本圃
10月13日
アミスター20フロアブル 赤さび病 殺菌剤
8 本圃
10月13日
アグロスリン乳剤 ネギザミウマ 殺虫剤
9 本圃
11月4日
ランネート45DF ネギザミウマ 殺虫剤


画像で作物の病気を紹介します
                   
Last update2010/12/4                     

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